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司法書士とはどのようなお仕事をされているのですか?
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司法書士の仕事でメインになるのが登記業務です。登記業務は、不動産登記と商業・法人登記(会社などに関する登記)があります。
不動産登記は、不動産に関する所有権や抵当権などの民法上の権利を公示(国民に知らせること)することで「その不動産の所有者は自分だ」と示したり、住宅ローンを貸し付けている金融機関が自らの権利を確保したりします。正しく登記がされることで、自分の権利を守ることができる。そして、あなたが購入した不動産の権利の状態を登記記録に正しく反映することで、不動産取引が安全に行われることにつながります。
商業・法人登記は、会社のいろいろな登記手続を行います。会社の設立には登記が必要です。また、会社の事業内容や資本金の額なども登記の必要事項。これらを公示することは、会社を守り、会社の信用の保持につながります。また、登記によって、取引しようとする会社の状態を知ることができ、その会社との安全な取引を行うことができます。
そのほか、裁判所・検察庁に提出する書類の作成も行います。相続放棄をする場合や、後見申立などが、これにあたります。認定司法書士は法令で定められた範囲(請求額が140万円まで)の簡易裁判所を管轄とする民事紛争につき、依頼者の代理人として、依頼者に代わって法廷で弁論するなど、さまざまな裁判上の手続を行います。また、法令で定められた範囲(請求額が140万円まで)の民事のトラブルについて、依頼者の代理人として、依頼者に代わって、相手方と裁判外で和解の交渉をします。
さらに、司法書士の業務として第三者の財産の管理や処分、遺産の承継業務を行うこと、成年後見人や相続財産管理人、不在者財産管理人および遺言執行者等の地位に就職すること、企業法務や事業承継のサポートなども行うことができます。
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相談費用はかかりますか?
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初回相談料は無料です。
2回目以降は30分で5,000円を頂戴しておりますが、依頼が成立した場合はその相談時からは無料としております。
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司法書士に相談する内容なのかはっきりしないのですが、大丈夫ですか?
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ある程度の内容がわかれば大丈夫です。
ただ、事前にわかる範囲で結構ですので、電話などで教えていただければ幸いです。また、その相談に関する資料などがあれば、ご用意いただけると話が進めやすいです。
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自宅へ来てもらうことや、電話での相談も可能ですか?
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もちろん可能です。
自宅にお伺いする場合、場所によっては出張費をいただくこともあります。詳しくはお問い合わせください。